〜研究内容〜
【1】 e自警ネットワークをベースにしたSociety5.0の実現
高密度に設置された防犯カメラをIoTデバイスのセンサノードとして用い,プライバシーにも配慮した安心安全なSociety5.0の実現を目指します.ネットワーク防犯カメラによる見守りとプライバシー保護との両立の他,防犯カメラネットワークから得られるビッグデータの匿名化と可視化について研究を行っています.画像解析による動体検知や,ディープラーニングを利用したラベリング・姿勢推定により,防犯カメラに映るヒト・モノの動きを可視化するとともに,プライバシー保護のための匿名化について研究を行います.また,地域の方と協働で,試作機を用いた社会実験も企画しています.

【2】 自由外出マスク・コントローラーユニット開発現
自由外出マスクの心臓部であるコントローラーユニットの研究・開発を行っています.ESP32という小型のマイコンボードを用いてモーターやセンサーをコントロールし,内蔵の無線通信機能を用いて自由外出マスクをIoTデバイス化しています.着装着状況のモニタリングシステムを開発し,ロックダウンに頼らない,感染症に強い社会を目指します.

図1 自由外出マスクのコントローラーユニット

本研究室では,機械工作,電子工作,プログラミング(制御,画像処理,人工知能)など,様々なことに興味のある学生を募集しています.